2017年6月

90万人の痛風患者

90万人の痛風患者

(公開: 2017年6月21日 (水))

体内に尿酸値が蓄積することで痛風は引き起こされます。

 

 

 

尿酸が血液に溶け込める限界値を超え、何らかの影響で濃度のバランスが崩れると、高尿酸血症となり、結晶化するこようになります。関節に溜まった結晶が剥がれ落ちたりすると、白血球が攻撃を加え排除しようとします。この時に炎症反応として、腫れや痛みを生じます。尿酸の生産される量と排泄される量のバランスが崩れて、尿酸プールから溢れ出してしまうと、高尿酸血症となるのです。ただし逆に低すぎても低尿酸血症という状態になってしまい、結果として腎不全になってしまいます。

軽度の上昇・蓄積ならば、食品選びの工夫や運動することを定着させることで短期的に改善が望めるケースも少なくありません。尿酸はアルカリ性の水分に非常に溶けやすい性質なので、アルカリ性食品に含まれる野菜や海藻類を十分にとり、アルカリ性に尿を保つと、血中の尿酸を低く抑えることができます。多くの場合高尿酸血症や痛風の患者さんは、食事によるのカロリーが過剰傾向にあります。

日頃の食事のカロリーやバランスを考え直して、腹八分目で食事をすませることがポイントです。

 

 

 

痛風や高尿酸血症の患者は若い男性にも増える傾向があり、日本では90万人と推定されています。血清尿酸値の基準値を性別関係なく上昇しています。痛風予備軍と言われる高尿酸血症も含めて、成人男性では4人に1人と報告されていて、今後さらに増える可能性もあります。

 

そして痛風を発症する年齢も低くなっているのが現状で、30代での発症が増えているようです。

 

尿酸の結晶はただ沈着しているだけでは痛風発作を起こすわけではありません。

発作が起こる条件としてあげられるのは、心身に大きなストレスを受けながらの動作や運動、急な尿酸値の変化などがきっかけとなり、関節に付着していたその結晶が剥がれ落ちた場合です。強烈な痛みのもとは、剥がれ落ちた結晶を白血球が異物と捉えて排除しようとしたときに起きる炎症反応です。痛風予防や改善に役立つ漢方薬ベストセレクション